川北英隆のブログ

相国寺を通って同志社へ

午前中、大学で院生の論文指導を行った。今日は大学の学園祭(11月祭)で賑やかだったが、さすがに教室まで喧騒は伝わってこない。指導を終え、同志社大学での講義のために今出川通りを歩いた。
同志社のメインのキャンパスは今出川通を挟んで御所の北側にある。今出川キャンパスと呼んでいる。来年放送されるNHKの大河ドラマの舞台でもある。今年11月、今出川キャンパスから少し北に離れて、新しいキャンパス(講義棟)がオープンした。烏丸通りに面しているので烏丸キャンパスと名付けたらしい。
講義はその新しい建物でやるのだが、御所の北西の角、烏丸今出川の交差点まで行って北に上がったのでは車の排気ガスが多いだけ、面白くない。そこで、鴨川を渡った後、今出川よりも北側の通りを歩くことにした。
その通りは相国寺の境内を横切り、烏丸に抜けている。以前に一度、同志社に勤務していた時、同僚と昼飯を食べるため通ったことがある。夏だったと記憶している。なかなか風情がある散歩道だ。俗化した哲学の道より、今となっては上かもしれない。もっとも、相国寺は大きな寺院とはいえ、哲学の道と比べると歩く距離が短く、それがメジャーなコースにならない理由なのだろうが。
その相国寺の境内は紅葉がピークだった。赤く大きいモミジが、葉の一枚も落とさずにといった風情で、緑に敷き詰められたコケの上に大きな枝を伸ばしていた。天気もまあまあ、斜めからの日差しがモミジの葉を透過している。
通勤の途中に出会った、京都の深まる秋であった。

2012/11/24


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