川北英隆のブログ

京都の店・お菓子編

菓子を自分で買って食べる趣味はない。最近、たまたまもらって食べた菓子の感想である。もらって食べる分には、ケーキ以外は喜んでである。ケーキは、クリームの脂っこさが今一と書いておく。
京都にはブランドの和菓子がある。それらもいいのだが、ブランドになっていない、すなわち京都に来て探さないと買えないような菓子に美味いのがある。以前に書いた郡山の「中島」みたいなものだ。
実は大学のある百万遍の交差点に「かぎや」というのがある。ここの「ときわ木」という薄い餡を重ねたような菓子が美味い。店は暗い感じで入りにくそうだ。買わない者としては、ほとんど近寄ったことがないが。
もう1つは、「末富」という店の煎餅である。煎餅といっても醤油味のものではない。麩菓子のような味わいがあり、口の中で溶けるようだ。名前を「白酔・墨客」と名付けたという。この菓子の店は松原通室町とある。京都の高島屋でも売っているそうだ。
家内に言わせると、大量に売っている和菓子と、小さな店の和菓子では、たとえば餡の作り方に差があるのではと。少なくとも郡山の「中島」は主人が餡を手作りしていて、大量には生産できないとのこと。季節限定というか、正月と特定の日限定の製品がある。羊羹だ。母親が予約していて、今年も手に入るらしいが。
ということで、京都の菓子と書きながら、郡山の菓子の話題が多くなってしまった。

2012/12/20


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