川北英隆のブログ

京都錦の大晦日

錦の大晦日の状況である。学生時代、錦とはどんなとこかと思って訪ね、「奈良と大差ないやん」と悟った。しかし、そんな古き良き時代を伝える町が次々と消え、今では京都の錦しかと思う。
関西と関東の差は食材の差だと思う。それでも、今では多くの差は消滅しつつあるようだが、少なくとも棒鱈は関東にはないはずだ。先日、棒鱈の炊いたものを一片だけ京都で食べたが、えらく美味い。関東には絶対にない味である。悔しかったら関西に来て食べるのにかぎる。
それはともかく、大晦日の錦の状況を写真で伝えておく。このブログのアップは夜になってしまっている。それでは遅いか。来年の参考になるだろう。場所は錦の乾物屋付近である。左下の箱に「棒鱈」の字が見える。人出も多い。
「大晦日に品物を買って、今更どうするんやろ」と疑問に思うが。
大晦日の錦.JPG

2012/12/31


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