川北英隆のブログ

羊飼いの伝統衣装

3/24のラスダシャン山頂上での写真、「肝心の羊飼いがどれやかわからんやん」ということで、大きくしたものをアップしておく。隣の子供のほうが大きいが、羊飼いの伝統衣装も確認できる。
これが本当の伝統衣装なのかどうかは100%確実とは言えないものの、もう一箇所で見たから、ほぼ間違いない。高地では朝晩が冷えるので、お金のない子供は布切れ、大人はもっと温かい毛皮なのだろう。羊飼いはついでに帽子もかぶっている。
エチオピアにはたくさんの羊や牛が飼われているから毛皮に不自由しないはずなのに、子供に毛皮が行き渡らないのは何故か。多分商品価値があり、売られるからだと思う。というのも、エチオピアの皮のなめし技術は高いとのこと、ヨーロッパのブランドメーカーがこぞって買い付けると聞いた。
円高で値下げせず、円安になればすぐに値上げするブランドの輸入バッグ、元を正すと写真の羊飼いの衣装と同じものかもしれない。ということで、羊飼いはお洒落、隣の子供もそのうちお洒落になるのかも。
羊飼い.JPG

2013/03/28


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