川北英隆のブログ

荒神橋の猫からゼミ卒業生まで

という題にすると、「いっしょくたにすな」と怒られるかも。猫にか、それとも卒業生にか。いずれにせよ、今日は忙しいような、暇なような、よく分からない一日だった。
今日中に期末試験問題を提出し、印刷依頼しないといけないので、昨日に問題を作り、今朝早く研究室に出向いた。6時台、こんな時間帯に研究室に寄るのは、大文字山がからまないかぎり初めてである。研究室でもう一度問題をチェックし、印刷をして、それを袋に詰めて封をした。出勤時間には時間があった。そこで、いつも補助してくれているIさんに、「教務掛に届けて」とメールをして、一件落着となった。
研究室から自宅に戻る時、雨が小降りになっていたので河原を歩いた。荒神橋近くにマロ猫の姿があった。いつもの写真家風のオッちゃんを待っているのか、まだ雨がパラつく中、ベンチの上にいた。蒸し風呂みたいな雨だったから、オッちゃんは来ないのかもしれない。それともマロに飽きたのか。
家に戻り、支度をして東京に出かけた。年金がらみの会議が2つあり、夜に卒業生と会う約束だった。その会議と会議の間、また、会議と卒業生との待ち合わせの間が妙にゆったりだった。そこで某Y電機に立ち寄り、目新しい商品が出ていないのか見学した。「大手のY電機、こんなんでええの」というくらい空いていた。これが見学して得た唯一の収穫か。ネットに侵食されているのかもしれない。
卒業生との待ち合わせ場所にも早く着いてしまい、雨上がりの東京の涼しい風に吹かれて待っていると、アシナガバチがしきりと周りを飛ぶ。「汗をかいたので、ひょっとして昆虫の、それも青虫の臭いがするのか」と思わなくもなかったが、じっとしていれば襲われもしないので、そのまま立っていた。
今日会ったゼミの卒業生は2人。某DS投資顧問会社に続いて入社している。まだ夕日が残る中、タバコ屋さんの新しいビルの中華レストランに行った。タバコ屋さんの大きいビルは閑散としていた。オフィスとして、まだフル稼働していないのかもしれない。レストランも我々3人以外の客は来なかったようだ。おかげでゆっくり話ができて良かったが(高くなかったし、レストランの選択は抜群だったが)、その分、レストランの従業員には長時間付き合わせてしまい、申し訳ないことをしたような。

2013/07/29


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