川北英隆のブログ

利尻島一周の旅

学生時代に利尻に入った時には登山だけして稚内に戻ったので、課題が残った。正確に書くと、利尻では窓を開けて寝たために風邪を引くというお土産付きだった。
今回、勉強会が終わってから夕食までの間、路線バスを使って島を一周できることに気づいた。それも島の南端の沼を少しハイキングできる。
丸い利尻島の大きな集落は、西に今回泊まった沓形、北に飛行場とフェリー乗り場のある鴛泊、南東にかつて下山した鬼脇、南に仙法師がある。今回は未踏だった「鬼脇、仙法師、沓形」の間を、バスを使って巡った。
鬼脇の少し南はオタドマリ沼を中心に湿地となっている。その南にある南浜にも湿原がある。この間だけ、バスを降りて歩いた。利尻岳は曇って見えなかったので、水草の浮く単なる湿原でしかなかった。桑の木が多く、小さな美味い実がなっていただけだ。晴れた日や、花の美しい7月初旬などはいいだろうなと思う。完全な自由業になって、ゆっくりと再訪したいものだ。
その島巡りのバスだが、本数がないのでしっかりと計画しておく必要がある。しかもバス代が高い。途中下車したので、ぐるっとそのままバスで一周すればどけだけかかるのかは不明ながら、今回は2600円くらい払った。
追記:今回の利尻島はこれで終わり。再登頂はなかった。

2013/08/11


トップへ戻る