川北英隆のブログ

送り火の翌日の大文字山

研究室に用事があったので立ち寄った。そのついでに大文字山を越えた。トレーニング不足を感じているので、夏の暑い期間も鍛えないとということである。送り火の翌日の大文字やいかに。
送り火の前日に大文字に登ったことはあるが、翌日は初めてだったようだ。数日経って登った程度である。それにしても、こんな暑い日に誰も登らないだろうと思ったのが間違いで、たくさんの人がいた。10人近くの団体もあった。それも、多くの老人が送り火で焼け残った札などを拾っている。それも、袋に大量に集めている。ほとんどは炭、カラゲシとして利用し、家で煮焚物をするのだろうかと思うくらいである。カンテキやカマドのない時代だから、近所にでも配るのか。老人のすることだから意味がわからない。
実は何年か前、それを1つ2つ、同じように拾って帰ったことがある。大文字近くの家の軒先に、それを厄除けなのか、飾っている家があったのを見たからである。しかし、「何かが乗り移りそうで気持ち悪い」というのが家での評価だった。仕方ないので、もう一回登れるとの楽しみとともに、拾ったものを返しに行った。
今日は暑い日だった。草木が茂り、送り火の跡とも思えない状況を写真で伝えておく。炭を拾う老人も写っている。
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2013/08/17


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