川北英隆のブログ

地球最後の日に食べるもの

今日、行きつけの四川料理店に行った。毎年1回くらいは食べていると思うが、昨年は行かなかったような。注文すると店主のオバちゃんが「久しぶり?」と質問する。覚えてもらってるようだ。
横道だが、「覚えてもらってる」と書くとパソコンに嫌われる(間違いではと質問する)。「覚えてもらっている」と書くべきなのだろう。では、もっと関西風に「覚えてもろてる」と書くとどうなるのか。
この店、前の会社で秘書をしてくれていた女性Mさんに教えてもらった店だ。麻婆豆腐で有名なのだが、注文するのはほぼ決まっていて、必ず前菜(クラゲ、棒々鶏、湯葉が入っている)と「青のりのアワビ乗せ」を頼む。
注文した料理を待ちながら(今日も流行っていて料理の出が悪かったこともあり)、よくある愚問、「明日地球最後の日としたら何を食べたいのか」を考えてみた。
次はいろいろと思い出し、柄にもなく推敲した結論の5品だ。
上海で食べたスッポンの姿スープ、小さい頃家の七輪で焼いた鰻、田舎で食べた鶏のすき焼き、梅田で食べた猪鍋、タイで食べたワタリガニのカレー粉炒め、以上か。こんなのを残り1日で食べようとしたら、半日もあれぱ食べ過ぎで死ぬと思うが。
でも、これだけでは食べ足りない。番外として、フィレンツェのTボーンステーキ、フカヒレスープ、鹿肉のバーベキュー、大阪京橋で食べた骨付きカルビ、小鮎の塩焼き、鱧や鯖の照り焼き、昔食べたすし萬の小鯛雀鮨、甘鯛の昆布〆、ホヤの刺し身、なまこの酢の物・・・、書き出すと止まらない。地球最後の日をもう少し延ばしてもらわないと、死に切れないと思う。
そうそう、飲み物は別腹だし、和菓子も果物(ドリアンとスイカ)も。

2013/09/14


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