川北英隆のブログ

かわいそうにニャー

今日、鴨川の状況を確認するため、三条大橋から荒神橋まで歩いた。被害の状況は少なくともこの10年間で最大だった。川床の下に小さな川が流れているが、その川と鴨川とが一つになったらしい。
最大の被害を受けたのは三条から御池までの間だった。その付近は水面と歩道との間の高さがあまりない。このため、歩道のかなり上まで水が流れたようで、荒神橋の下の優雅人のお家は完全に流されていた。下がその写真である。お家を支えていた細い横の木材だけが残っていた。
そこで飼われていた猫はというと、実はお家のすぐ下流、歩道よりも1メートルばかり上の茂みの中で溺死していた。3匹確認できた。その茂みと、さらに上部との間には大きな段差があり、水位が上がる中、跳び移れなかったのだろう。お家の上流部に逃げていれば段差がないので助かったのだろうが、いつも猫達はお家の下流部で遊んでいたので、本能的にその下流に逃げたと思える。もっとも、お家で飼われていた猫は3匹よりも多かったので、何匹かは生き延びた可能性が残されている。そう信じたい。
いずれにしてもかわいそうな結末である。天国でも、鴨川のお家と同様、楽しく遊べることを祈るばかりである。
20130917流されたお家.JPG

2013/09/17


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