川北英隆のブログ

アメックスの顛末3

その後、アメックスの入会問題がどう決着したのかを参考のために書いておく。ついでに、カードとしてのアメックスのサービス満足度についても追加説明が必要だろう。
アメックスの入会の最終段階はカードが届いた後にある。確認の電話をしないといけない(多分、いけないのだろう)。もちろんフリーダイアルの電話だ。
その時に重要事項の説明もあり、1年間の会費が無料になるとも伝えられた。正真正銘、罠なしの無料会員キャンペーンだったわけだ。これで、コーポレートカードというゴールドカードであるにもかかわらず、荷物を羽田から自宅に送れなかった借りを返したことになる。
僕自身の歴史をたどると、最初のクレジットカードは入社したその年だったと思うが、今はなき(三和と一緒にUFJになり、三菱に吸収された)東海銀行にミリオンカードへの入会を勧められたことである。「これで付けで買い物ができる」、「酒屋の大福帳のようなものか」と、社会人になったメリットを感じたものだ。その後、何枚かカードを持たされたと思う。銀行取引の部署に配属されていたものだから。
転機は1980年過ぎに入ったダイナースだった。多少の見栄か、それとも外貨交換レートが非常に良かった(交換の手数料が安かった)からか、雑誌に付いていた広告から申し込んだ。アメックスは、80年代中頃、当時の社内プロジェクトの関係で海外への出張が何回か入ったので半ば強制的に入らされた。その後、ダイナースの運営がシティバンクになり、気づけば外貨の交換レートも悪くなっていた。ということで、あまり使い勝手のよくない(使える店の少ない)ダイナースを解約した。
アメックスの外貨交換レートも良くない(普通のカードと変わらないと思う)。しかし、アメックスはトラブルの時に非常にしっかりしている。海外で使った時に、ダブルで請求されたことがあった。その時にアメックスに連絡するとすぐに対応してくれた。こちらが集中的に使うと「何かあったのか」と、事故でないことを確認するために電話が入る。このようなカードは経験したことがないので、信頼して(無料のカードが氾濫しているにもかかわらず、年会費は高いが)自主的に加入している次第である。
以上は個人の体験談でしかないと、テレビコマーシャルのように付記しておかないといけないが。

2013/11/26


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