川北英隆のブログ

迷惑メールの様々

昨日は、ドタバタしていて書けなかったが、実に迷惑メールの一日だった。こちらのミスはあるものの、そのミスにも理由がある。何て、責任を相手側に転嫁しようという、よくある言い訳ブログかも。
迷惑メールの第1は、今月末にある大学入学試験の監督依頼のメールである。その依頼に対してすぐさま文句を言ったことから、本日解決した。このブログを使い、追加で文句を言うと逆効果なので、何も書かない。とは言いながら少し書いておくと、文句を堂々と言うことと、直感的に危険を察知し(何となく重い仕事が降りかかってきそうだと推論し)、下地を作ることが重要との教訓を得た。
もう少し具体的には、センター試験の監督を引き受けるに際して、「試験監督に対する資源投入が毎年重くなっているから、今年はセンター試験を引き受けただけでは許してもらえないかも」と直感的に懸念し、「本番の大学入試に駆り出されなければ引き受ける」と回答しておいた。その予感が的中し、(多分、運が悪かったのだろうが)大学入試の監督の依頼も来てしまった。そこで、センター試験引き受け時の条件も引き合いに出し、断ったわけだ。ここまで入試が重労働になると、やり方の変更が必要である。某大学では学生が監督をしているとか。試験監督員制度もありうる。いずれにしろ、ちゃんと考えないといけないだろう。
第2に、他大学の非常勤講師に関して、成績評価をネット上でアップする期限を過ぎているとのメールだった。これは完全に失念していた。とはいえ言い訳すると、講義が終わった直後に成績入力をしようと思ったのだが、まだシステムが入力モードになっていなかった。でも成績を付けようとした行為だけが記憶に残り、その後は成績の入力が終わったものだと思い込んでしまった。現実に戻り、今回は実際にどう対処したかと言うと、事務から送ってもらった紙に成績を記入し、押印し、スキャンしたファイルを添付ファイルで事務に送付した次第である。
第3に、非常勤講師の雇用に関してである。どんな説明が、いつあったのか知らないが、非常勤講師の雇用世話人なる制度ができてしまい、誰を、どの予算の支出で雇用するのかの判断が世話人に委ねられたらしい。この制度に基づいて、4月からの非常勤講師の処遇に関する問い合わせメールがきたため、「ええっ、どないなってるんや」と思ってしまった。というのも、僕が世話人となる非常勤講師の1人は、この4月から新たにお願いした者であり、かつ「是非とも必要だ」というのが組織としての認識だった。それなのに、「ほんまに雇用するのんか」とマジに質問されたのには卒倒しそうになったわけだ。「いらんで」と言ったらどうなるのか不明だったものの、「事務の連携がアホなだけやろ」というので、今回ばかりは社会人として常識的な対応をした次第である。こんなしょうもない事務対応で時間をとられるのが近年の大学組織の特徴だろう。
最後に、大学として公募したプロジェクトの審査依頼である。同じような名前のプロジェクトが多いため、プロジェクトへの応募書類と、その審査票を誤って削除してしまっていた。それだから締め切り後を数日過ぎて、「審査結果、まだー」との督促メールが来た。と、「ああ、そういうのがあったな」と思い出してしまった。よく考えると、関心の薄い用件だから、「そんな削除の憂き目に遭うたんや」と言い訳できる。そもそも、「メールだけで重要な仕事を依頼すんなや」とも思う。1枚でいいから紙で「依頼してまっせ」と伝えてくれたのなら、用件を忘れないのにと思う。
いずれにしても、メールで何か依頼するには、過去の情報の整理と、相手の反応に関する事前の推測が重要となる。毎日、すごい数のメールが来る。メールを出した側として、そのメールに重要な内容を含ませているのなら、それに対する相手側の反応を推測しつつ、メールと言う行動に移る必要がある。時と場合よっては、メールではなく、電話を直接架けることや面談することも必要になる。いずれにしてもメールは、手軽なだけに、それだけの値打ちしかないと言えよう。

2014/02/13


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