川北英隆のブログ

北大武山を歩く

それで、台湾に行って(って、このブログでも10日前の話だが)、「どこに行ったんや、高雄だけやないやろ」という質問に答えておきたい。実は、高雄の東、北大武山(3090m)に登った。
北大武山は台湾五岳の1つである。高さは台湾にしては低いが、一番南にある3000メートル峰である。それだけの値打ちかと思ったが、歩いてみると非常に大きな山で、かつ森林が美しい。位置も北回帰線の南にあるから、亜熱帯の雰囲気が濃い。台湾五岳にふさわしい山である。
登山口は高雄から車で約2時間、標高1200メートル地点である。かつてはもう少し奥、1500メートル地点まで車が入ったらしいが、土砂崩れのため、今は登山口が手前になってしまった。そこから2150メートル地点にある檜谷山荘に登って一泊し、翌日に山頂を目指した。
写真は檜谷山荘の手前から見た北大武山である。左奥の小さな高みが多分ピークだと思う。大きな山塊であるため、下から見るとピークははっきりとしない。だから、稜線にたどり着くと、後は「登る」わけでなく「歩く」ことになる。
北大武山方面.JPG

2014/03/22


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