川北英隆のブログ

SIMフリーはどこまで使えるか

ネットのニュースを見ていると、SIMフリーのスマホ特集があった。新聞にも特集があったと記憶しているが、ネットで見つけたのは日経PC21の記事を元にしたものなので、分かりやすい。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFK14020_U4A310C1000000/
で読むことができる。これを読むと、割高な3社のスマホの契約を続ける気は失せてしまうだろうし、新規にスマホを使うのならSIMフリーに限ると思うはずだ。
SIMフリーって何なのって、自分で調べて欲しいが、要するに端末だけを買って後は送受信用のデバイス(カード)であるSIMを別途入手する方法である。このSIMに対して毎月通信料を払うことになる。
前から何回か書いているように、僕が使っているのはNTTコミュニケーションズのOCNモバイルONEというサービス。月980円でLTEのサービスが受けられる。1日当たり受けられるLTEサービスの上限が決まっていて、それをオーバーすると、その日の受信速度が落ちる(翌日からまた高速に戻る)。
僕の場合、パソコンでのインターネットとモバイルとを使い分けているため、つまりスマホは東京と京都の移動や旅行中に限定しているため、上限を超えたことは昨年10月に使い初めてから1回だけである。その上限超えも基本ソフトの更新をインストールしたためであり、通常の利用で超えたわけでない。
また、利用の多くはメールとニュースなどの閲覧である。何回か見知らぬ土地に行ってグーグルマップを開けたこともあるし、少し前に書いたように下関ではナビ機能も使った。それでも上限を超えていない。
日経の記事では「地図の利用は厳しい」と書いてあるが、僕の経験では「ネットの地図に頼り切りにならないかぎり大丈夫」と思っている。
結論を繰り返しておく。端末をタダでもらっても、毎月高い通信料を払ったのでは、携帯電話3社にすぐに元を取り戻させてしまう。端末自身、すでに高機能化しているから、新しいのが出たらすぐに欲しくなるものでもない。ちなみに、今使っているNexus7は十分満足できる。ということで、SIMフリーがお勧めである。

2014/04/19


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