川北英隆のブログ

東寺に初めて入る

連休、明日は天気が悪いと聞いて、「今日どこかに行こか」となった。思いついたのが東寺である。いつも近くを通りながら、一回も境内に入ったことがない。そこで、混まない午前中に訪れた。
東寺は鉄道から中途半端に外れている。だから行く機会がなかったのだと思う。小学生の頃、遠足で訪れた可能性はあるが、覚えていないから、行ったことがないに等しい。
実のところ、京都に住んでから行こうと思ったこともある。でも、「毎月21日にあるという弘法市の日がええのでは」と、これまで行かなかった。今回は、「そんなことを言うてると、一生行かへん」ような気がしたわけだ。
最寄り駅は近鉄の東寺、地下鉄の九条、そして京都駅である。わが家からだと九条がいいように思ったが、京都でも大差ないと思う。それに、拝観券の売り場は京都駅寄りにあるから、結局は京都駅が一番近い。
とはいえ、南側が正面の入口だし、その入口の門をくぐると、弘法市の日でないのに骨董かガラクタか訳の分からない店がいっぱい出ている。写真がそれである。御利益のためにも、南側から入るにかぎるのでは。そのためにはやはり東寺か九条の駅を使うことである。
肝心の寺だが、期待にそぐわなかった。仏像を拝むのはともかく、金堂や五重塔ぐらい、タダで外から見させたれやと思わなくもなかったが。
東寺境内.JPG

2014/05/04


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