川北英隆のブログ

義姉を送りに神戸へ

今日、義姉の告別式だった。神戸といっても阪神芦屋の近く、京都から1時間半くらいである。大震災の時、義姉の住んでいるマンション近くの高速道路が倒れた。「記録写真を」と言って怒られた。
正確には、義姉は11月が来るまで67歳だそうだ。中村鮎子、元は佐治鮎子である。何故、晩秋に鮎なのか、妹である家内に質問しても、名前の由来は判らなかった。それにしても佐治鮎子は良い名だ。それが中村になると、少し山村の雰囲気がしてくる。
新たな事実も教えてもらった。義兄が亡くなったのは5年前、やはり67歳だったそうで、その義兄の誕生日(7/16)が義姉の命日となったそうだ。義兄が迎えに来たのかもしれないと、家内は言っていた。
セレモニーホールに行く道すがら、並木道で蝉がしきりと鳴いていた。まだ梅雨も明けておらず、小雨が降っている。歩きながら、六甲の山麓に焼き場があったのを思い出した。義兄の葬儀も同じ場所だったから。
蝉の声 緑雨降り 黄泉へ立つ
家に帰ると、その少し前に雷雨が降り、西風が吹き付けたらしい。蝉が網戸に、雨宿りのためにか、止まっていた。
蝉.JPG

2014/07/19


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