川北英隆のブログ

天候異変の象徴が台風の発生か

鬱陶しいまま8月が終わりそうだ。天気図を見ると、日本の北、オホーツクから高気圧が張り出し、本州に前線がかかり、まるで梅雨である。それ以上に奇妙なのが台風の発生個数である。
「気象庁のホームページ→各種データ・資料→過去の台風資料→台風の統計資料→台風の発生数」とたどると、2014年の台風発生個数が表示される。
現在までのところ、8月は1個である。この1個、1951年から統計で最低の個数である。1979年と80年に2個というのがある。それに次ぐ。8月の平均発生個数が5.9個というから、えらく少ないことが理解できるだろう。
しかも、今年は7月までの発生個数が12個もあり、これは過去と比べてかなり多い方である(平年は7.7個)。今年の台風環境が7月末頃を境に激変したように見える。何が原因なのかよくわからないが、今週末くらいに気象庁の説明があるかもしれない。それに期待しておきたい。
でも、こんなに天気が不安定なら、国内の山に登る計画もなかなか立たない。大文字山なら「雨もまた楽し」だが、深い山だと、さすがにそこまで呑気なことは言ってられないので。

2014/08/25


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