川北英隆のブログ

台北には水着持参で行こう

陽明山国家公園は火山地帯だから、日本人の常識として温泉があるやろとなる。当たりである。有名なのが北投温泉だが、これ以外にもいろんな温泉があると、七星山へのバスの車窓からわかった。
北投温泉は日本の玉川温泉と並び、ラジウム温泉として知られている。温泉の放射性物質が薄い層を作ったものに北投石がある。また、明礬が含まれるから温泉は少し青緑色をしている。
ちなみに北投温泉へは台北市内から地下鉄で行ける。高層ホテルも立ち並び、日本でイメージする温泉の情緒はない。
その北投温泉に入りたかったが、台湾の温泉は日本のように気軽には入れない。水着の着用を求められる場合が多い。実は旅行準備の段階では「水着」と意識していたのだが、ドタバタと用意してしまったので、空港に行く途中で忘れたことに気づいた。遅かった。
実際、一番気軽に入れる温泉というか温泉プールは水着が必要だった。水着なしで入れる由緒ある風呂(滝乃湯)も見つけたが、建物が古く、コインロッカー的なものがあるかどうか不確かだったため(というのも、パスポートと財布を持ち歩いていたので安全を確保したいため)、入らなかった。温泉は次回の楽しみということだ。
ということで、スッポンポンで台湾に行くのは良くない。必死で水着なしで入れる温泉を探したとしたら、そんな、すべてを忘れて旅行しようとする夢を見てしまいそうだ。

2015/01/29


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