川北英隆のブログ

京都の桜はいつ咲くか

桜の開花は株価を当てるよりも難しいと思っている。このため、以下はあくまでも参考である。しかも、来週は日本にいない予定のため、桜が咲き始めようが、満開になろうが知ったことではない。
今日の午前から午後の早い時間帯、大阪で用事を済ませ、その後、大学での来客と応接するために研究室に出かけた。その研究室通勤の間、驚くことが何もないのなら少しも面白くないから、変化を感じるために鴨川沿いを歩いた。
柳には黄緑の若葉が目立つようになっていた。その生命力を毎年見るにつけ、柳を好きになる。中国人も柳が好きなようなので、やはりいち早く春を告げる木々が尊ばれるのだと思う。もちろん、柳と同様に芽吹く植物は多い。しかし、大きさからして柳が目立つのだろう。
鴨川沿いを歩くついでに、桜のつぼみの様子を見てみた。蕾が大きくなっている。ほんの少しだが、ピンクの花びらも少し見え始めている。今日の様子では、来週初めになれば咲き始める花があると思える。先週末まで、蕾が小さかったことと比較すれば、急速に春が来ているようだ。
もう1つ、研究室に日暮れまでいたところ、東西に長い廊下に、日の入りの太陽が赤く差し込んでいた。それを見て、「もう春分なんや」と思い出した。今月、研究室にいる回数が少なく、その短い数日、研究室が面した廊下に日没の太陽の光が入ることはなかった。1週間前と比べて日差しの差し込み方が急速に変化しているのだろう。「やっぱり春が来たのや」と思わざるをえない。

2015/03/17


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