川北英隆のブログ

こいつらアホやな

今日、ネットでニュースを見ていて「アホやな」と思った。何故かというと、日経に就活の話題がアップされていて、肉料理屋か、そこに連れ込まれた学生が一斉にスマホ写真に乗り出している。
「新卒採用、バブルの香り 豪華客船に招待も」という記事だ。こないだアップしたように僕もスマホ写真くらい撮れるが(当たり前か)、また料理の写真を撮ることもあるが、そんな滅多なことでは撮らないし、そもそも他人と同じことをしたくないと思っている。それが個性というものだ(へそ曲がりとも、意地っ張りとも言うかな)。
僕が食事の時によく撮るのはアルコール類の容器の写真である。ラベル集めは面倒だし、かつてそんなのと一緒に食事をしたことがあったが、迷惑なだけだし、かといって何を飲んだのかメモしておきたいことも多いし。というわけで写真を撮っている。この「写真家」は案外少ない。
個性がないと、しかも他人に迷惑をかけるようだと、社会人として大成しないだろう。スマホで食事の写真は「アホやな」で終わりだが、何回も書くようにスマホの「ながら歩き」は本当に迷惑だ。混雑の中でスマホを見ながらだらだら歩くとか、階段で足場も見ないで歩くとか。ながら歩きを止めさせるために「所々に障害物や段差を設けたらどや」と提案したくなる。
横道に逸れつつあるが、元に戻すと個性が重要だ。「アホかいな」の日経の記事は800グラムの肉に感動したための写真だが、そうなら、さっとスケッチブックを取り出すとか、紙ナプキンに絵を描くとか、そのくらいの気を利かしたら「採用担当者の目に留まるで」と思う。断っておくが、「個性だ」とばかり肉にかぶりついたら、異常人格との烙印が押されようが。

2015/03/29


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