川北英隆のブログ

この時期の東南アジアの難題

何が問題だったかというと、この時期が乾季の終りに近いということである。晴れてはいるが、「良い天気」では決してない。というのも10時頃から16時頃まで猛烈に暑い。太陽も頭上にある。
今年は特に暑かったらしい。バンコクの最高気温は40度前後まで上がっていた。これに頭上から太陽が照りつけると歩いてられない。風があれば多少ましではと思うのは勘違いである。東京と同じで、熱風しか吹いてこない。だから、昼を挟んだ2、3時間は建物の中にいるしかない。それも冷房の効いた建物。となると、自然とホテルから出られなくなってしまう。
メコン川沿いのノンカイやビエンチャンでは多少涼しい風が吹くものの、それ以外はバンコクと何も変わらない。
今回、ビエンチャンを離れ、夜行バス待ちのため、ノンカイでメコン川を眺めながら夕方まで過ごしていると、ビエンチャン側で入道雲が発達し、突風が吹いた。夜、ノンカイでも少しだけ雨が降った。今日、バンコクの天気予報をネットで見ていると、いよいよ雨が降るらしい。乾季もようやく終わりに近いのだろう。
実は今回、ミャンマーに再挑戦しようと考えなくもなかった。しかし、十分な休みが取れないことと、ヤンゴンの気温がもう一段高いことから、「こりゃ行ったらアカン、歩けへん」と感じ、避けた次第である。やはりこの判断は正しかったと思う次第である。

2015/05/08


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