川北英隆のブログ

人生のポートフォリオやいかに

今年のお盆は忙しい。母親には、せめて初盆だけは実家でと思っている。その母親の実家、叔父さんの初盆の予定も入った。示し合わせたように、母親と1日ずれている。16日には五山の送り火である。
多分、生きているうちの行いが良かったのか(母親の場合、何となくだが、ホンマかいなと思うものの、でも動物に優しかったか)、見事に初盆が振り分けられた。いずれも恩義があるから、執り行い、もしくは出かけようと思っている。
それはともかく、先日も同年代のU君と飲んでいて語ったのが、「我々の世代がとうとう最前列に立ったね」ということである。集団としてあの世に行く番が回ってきた。
そこで再び思うのが人生のポートフォリオをどうするのかである。
本業でもない(自分で儲けるついでに、それを勤務のネタとした)教員というか、証券投資関係の仕事が残っている。今日も『テキスト 株式・債券投資 第2版』の在庫が尽きたので、早く次のバージョンの原稿をとの督促を受けた。また、今年度前期の講義を受けて、『京都企業が世界を変える』の第2弾を作らないといけない。
より重要なのは、本業であるべき世界旅行とその記述が残されていること。健康に旅行し、物を書けるのはもう10年くらいなものだろう。それよりも長く可能かもしれない一方、それより以前に露と消えることだって十分にある。そう考えると、ぼやぼやしてられない。
「65を過ぎるといろいろと考えないといけないことが多くて大変ですわ」ってところだ。

2015/08/12


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