川北英隆のブログ

日刊木材新聞の社長岡田直次氏

先週の日曜日、ドタバタしているさなかに一通のメールが飛び込んできた。ライフネットの出口氏からの「岡田さん・・」から始まるメールである。「世間は狭い・・」とも書いてある。「何のこっちゃ」。
メールは転送の形態だったと思う。で、下に付いていたメールを読むと、日刊木材新聞創刊70年記念パーティーとの単語が目に入った。「そうか・・」と事実の一端が見えてきた。続きを読むと、そこで出口氏が講演をしたとのことである。懇親パーティーで岡田氏が出口氏に「川北君を知ってる」ということになり、話が盛り上がったらしい。
日刊木材新聞の岡田氏とは中学で同級だった。理由は忘れたが、3年生の頃に友達になり、家に遊びに行ったこともある。高校は別だった。その進学する春休み、岡田君が実家の工場でバイトをした。高校時代だったと思うが、龍門岳に登ってテントを張るとかで出かけたことがある。残念ながらすぐに雨が降ってきたので、どこにも登らずに解散した。当時、大きな荷物を背負った経験がなかったので、中止で助かった。
社会人になり、彼も僕も大阪勤務だったので時々会っていた。永大産業が倒産したのもその時で、彼が取材していた。結婚式ではカメラマンになってもらった。研究所の時、屋久島や白神の研究成果を日刊木材新聞に掲載してもらった。2000年頃にも会ったと記憶しているが、当時は編集長だったと思う。その後は年賀状だけで、「一度・・」と書きながら無沙汰を続けていた。
今回のメール事件のチャンスを逃してはいけないというので、一度東京で会う約束をしているが、同時に「まだ同じ所に勤めているのは、ひょっとして」とひらめき、ホームページにアクセスしたら、やはり社長になっていた。
中学時代から50年、いろいろあるものだし、出口氏のメールにあるように世の中は思いの外狭いサークルである。

2015/10/11


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