川北英隆のブログ

ビエンチャンから昆明への道-2

ビエンチャンからルアンパバーンへの途中にちょっとしたリゾート観光地、バンビエンがある。ビエンチャンから130キロである。そこまで4時間半だった。
バンビエンから奥、川沿いの道には石灰岩質の奇岩の山が続く。桂林よりも奇岩度は低いものの、規模はより大きいように思えた(桂林には行ったことがないので、その風景は想像だが)。世界遺産に申請したのなら、日本の自然遺産なんか霞んでしまいそうに思えるくらいに規模が大きい。
バンビエンを過ぎると車がめっきり少なくなる。大型トラックを見かけることがなくなった。ルアンパバーンの手前には貧しそうな村が続いた。竹と草だけの家が多かった。マダガスカルの僻地の村よりは少しましだろうか。
バスはルアンパバーンの南にあるバスターミナルに着く。そこから予約してあった中心部のホテルまではツクツクを交渉しないといけない。1人2.5万キップが相場らしい(ラオスの各町、統一的にその値段のようだ)。しかし、我々が最後の客だったので2万で交渉が成立した。
写真はバンビエンを過ぎて昼食のために休息した場所からの石灰質の奇岩群の1つである。このラオス北部の奇岩群について「群馬の妙義山が子供だましのよう」と評価したら、妙義山の近くで生活したことのあるF氏が少し嫌な顔をした。
昼食といえば、バスのキップに昼食クーポンが付いているので、それを使って食べる。僕は米の麺を食べた。これが、味はあっさり、量は軽く、しかも美味い。野菜は食べ放題に近い。
バンビエン奥の奇岩.JPG

2016/05/14


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