川北英隆のブログ

ビエンチャンから昆明への道-3

ルアンパバーンから中国へのバスで手こずった。ホテルで旅行代理店のことを質問したところ、ホテルで手配できるという。それではというので、景洪(Jing Hong)までの早朝発のチケットを依頼することになった。
ところが、ホテルの係員が旅行代理店に電話したところ、早朝ではなく、夕方の便しかないという。仕方ないので、その便を予約してもらった。1人25万キップだった。
夕方、ツクツクを予約、1人2.5万キップを支払ってバスターミナルに行った。予約券を搭乗券に換える必要があるので、念のためにそこでバスの行き先を確認した。と、景洪行きではなかった。予約券に書かれた行き先の略号(ローマ字)が、どう考えてもJing Hongではなかったので確認したのだが、これが功を奏したわけだ。行き先はタイの町だったようで、そのままバスに乗っていれば、旅の目的が頓挫するところだった。
バスターミナルの窓口の男性が旅行代理店に電話をしてくれた。すぐにホテルの係員がやってきて、景洪行きのバスを交渉してくれた。しかし、7時半発の景洪行きバスはあるが、翌日も翌々日も運行されないという。その方面のバスなら、翌日7時発の昆明行きしかなかった。24時間かかるバスである。
昆明からの帰りの飛行機を予約してあったため(帰ってすぐに仕事もあったし)、とやかく言えないので昆明行きのバスに変えてもらった。1人50万キップ(7000円)だった。追加料金を支払った。
ホテルの係員は自分のミスをすぐに認めていたので、一度チェックアウトしたホテルの予約を復活してくれた。しかも、ホテルの車で戻り、翌日もバスターミナルまで送ってくれるという。さらにである、朝早いので朝食弁当(パン、サンドイッチ、果物)も用意してくれるという。
結局のところ、ラオス人は親切だったと思う。バスターミナルの窓口の男性も親切に電話してくれたし(翌朝も、昆明に行くのかと確認してくれた)、ホテルも親切だった。写真は泊まったVictoria Xiengthong Palaceである。市の中心部の良いホテルで、清潔だった。1部屋、税・サービス込みで1.2万円/泊だった。
ルアンパバーン・ホテル.JPG

2016/05/15


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