川北英隆のブログ

京都にも夏が来ようとしていて

用事があったので、届け出た勤務日ではないものの、研究室に行った。鴨川を歩いていると、先週末に歩いたにもかかわらず、様子が激変していた。久しぶりに日差しが強かったせいもあるのだろうが。
何が違うかというと、草が生い茂り、青みが深い。ツバメを見かけない。子育てが終わったのかもしれない。草むらでキリス(キリギリス)が鳴き始めていた。しかも、川沿いの桜でニイニイゼミの鳴く声がしていた。
いよいよ夏である。先週は忙しすぎたため、夏至が過ぎたことを見逃していた。調べると21日だった。これから日が短くなるのだと思うと、毎年ながら残念である。
帰り、大文字山を越えた。前回越えた時は(ブログには書かなかったが、6月中旬)、ホトトギスがよく鳴いていた。その日に歩いた時間帯はというと、まだ日が高かった。
今日はホトトギスの鳴き声がなかった。そのかわり、ツツドリが遠くではあるがよく鳴いていた。どうも、これまでの経験からすると、ツツドリの鳴くのは森が少し薄暗くなってからのように思う。
山を下っていると、上のほうでコツコツと音がする。立ち止まって観察すると、コゲラだろうか、木の幹をトントンしながら垂直に上っていた。残念ながらカメラを持っていなかった(トレーニングがてらなので、持っているのが珍しい)。
京都の良さは、少し歩くと自然が豊かことである。

2016/06/27


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