川北英隆のブログ

コンゴで天然ゴリラを見に行く

ニイラゴンゴだけでは、せっかくコンゴに入ったのにもったいない。実は中央アフリカの地溝帯付近は霊長類の宝庫でもある。大学の研究者に紹介状をと思わなくもなかったが、エイヤっと直接見学しに行った。
今回は3箇所を見学した。コンゴが2回でゴリラ2種類、ルワンダが1回でチンパンジーだった。で、その料金はというと、何と合計1000ドル、申し込んだらキャンセル不可能という条件だった。霊長類の住む国立公園の保護、近くの住民の学校教育のためという名目で徴収される。そう言われると「しゃあないかな」と思ってしまう。
それはともあれ、最初に訪問したのはニイラゴンゴから車でさらに1時間近く(といっても道路が悪いから距離は大したことない)北側にある、同じヴィルンガ国立公園の仲にある。
村の外れに駐車し、そこで他の観光客とレインジャーを待った。5名強の観光客が1グループを作り、レインジャーと、灌木帯の切り拓き人に導かれ、熱帯雨林の中に入っていく。
実は、観光用にゴリラは人付けされている(人に慣れさせられている)。元々ゴリラは大人しく、草食である。このため、ゴリラの子供にちょっかいを出さないかぎり、人を襲うことはない。今回は5メートル前後まで近づけた。
写真は、バナナの木の芯を食べていたマウンテンゴリラである。ヴィルンガ国立公園と、国境を接したルワンダ側のヴォルカン(ボルケーノ)国立公園にいる種類だそうな。ゴリラにパスポートは必要ないもので、国境は関係ない。
人間と一緒、柔らかいものが好きなようだ。バナナの芯、ボスがまず食べ、その後も順序に従って食べていた。オスの次に食べたメス(写真の左横、奥)には劣悪な位置の芯しか残っていないので、本当にこそげるように食べていた。
そうそう、このオス(バナナに一番近いゴリラ)は背中が白い。シルバーバックである。多分、白髪だと思うのだが。ボスの座に苦労が多いのか。これも人間社会とほぼ共通する。
260A0099ゴリラとバナナ.JPG

2016/08/26


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