川北英隆のブログ

周防大島の最高峰を縦走する-1

周防大島は金魚のような形をした島である。柳井市の名物が金魚提灯であるのも、周防大島と関係しているのかもしれない。それはともかく、島の西側は丸い形で、真ん中でくびれ、東側は長い形である。
島の最高峰は西側にある嘉納山691mである。その北に文珠山662m、南に源明山624m、東に嵩山618mを従えている。
島に行ったからには、これを歩かない手はない。当初から縦走を計画していた。
大島に向かった当日、岡山付近で光月君メールが入り、「明日、島も雪になりそう。今日、縦走したら」ということだった。車で、文珠山の北の登山口、文珠堂まで送ってくれるという。新幹線中で地図を眺め、「文珠堂からなら、嵩山の往復を含めて4時間程度で終わる」と踏んだ。
山陽本線の大畠で光月君の出迎えを受け、飯の山の展望(1/24のブログ)を楽しみ、夕飯用に地元の魚を仕入れ、あっさりとした魚出汁のラーメンを食べてから、文珠堂まで送ってもらった。
文珠山までジグザグの急登である。ハイキングコースらしく、子供連れを含めて何組か登っていた。
頂上は草原になっていて展望が良い。写真は、頂上からの飯の山、本土との橋(飯の山の右にうっすら写っている)、そして左手が柳井市である。手前に赤い椿の花も写っている。
実は周防大島は星野哲郎が生まれた島、その星野哲郎は「アンコ椿は恋の花」の作詞で知られている。大島の椿が一役買っているように思えた。
文珠山から.JPG

2017/01/27


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