川北英隆のブログ

変な時に規則に厳格になる日本

山陰線の線路に入ったとして松本伊代と早見優の2人が書類送検されたとのこと。鉄道営業法違反容疑になるらしい。実際どんな場所なのか知らないが、山陰線とはいえ、亀岡と京都間は通勤区間なので電車が比較的頻繁に走る。
そう考えると、軽率だったのは確かである。とはいえ、そのくらいのことで大騒ぎするのかなとも思う。場所が大阪環状線とか山手線とか新幹線であればともかく、通勤区間とはいえ10分に1本くらいの間隔での運転である。ちょっと立ち入ったくらいで書類送検というのは、芸能人に対する一種の税金かなと、可哀想にも思う。
子供の頃、近鉄の線路沿いによくツクシが生えた。それを摘んだこともある。母親が一緒だったが。当時、駅でもない場所に電車が停車し、乗客が降りもしていた。
警察も、そんな山陰線での行為を厳格に罰するより、携帯やスマホで喋りながら、さらにはそれを見ながら運転する自動車や自転車を厳格に取り締まった方がいい。警察もたくさん見かけているはずだ。面倒なので、見て見ぬふりをしているのか。
線路といえば、駅のホームや階段をスマホを見ながら歩くヤツも何とかしてほしい。線路に勝手に落ちて轢かれるのはまだしも、階段を踏み外して落ちてこられた分にはたまらない。交差点でも同じようなスマホ人が多い。
これらの行為と、そんな頻繁に電車が走るわけでもない線路で注意しながら記念撮影するのと、どちらの罪のほうが重いのか。日本の警察、訳がわからないと感じてしまった。

2017/02/12


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