川北英隆のブログ

春はどこまで来ているか2

3/18に続いて春の情報である。京都の桜はまだ当分咲きそうにない。蕾がようやく大きくなってきた程度である。もう1週間位かかりそうである。コブシが1つ2つ咲き始めている。来週末、京都は花の観光シーズンに突入か。
そもそも開花宣言の出た東京だが、毎春、開花宣言とほぼ同時に咲く茅場町の桜(僕にとっての定点観測用の桜)はまだ咲いていない。ようやく蕾に赤味がさしてきていて、この土日に咲きそうだった。今年の東京の開花宣言、早過ぎたのでは。
今日の京都は北風が吹いて寒かった。北山は時雨れていた。春になって北に帰っていく渡り鳥(カモの仲間)も、まだ鴨川で泳いでいる。もっとも、冬にだけやってくるカモメはどこかに姿を消してしまった。
そんな京都だが、今日の食卓は一足早い春だった。
京都産の筍が店に並んでいたらしく、今日の一品はワカメと一緒に炊いたんである。筍はシーズンの最初に出てきたのが美味い。アクが強いというか、香りがあるというか。最後の方になると香りが薄れる。ということで、今日のは絶品だった。
もう一品がカツオの刺し身だった。千葉産のカツオとか。家では生のカツオをタタキにできないので(面倒というか、そもそも皮がない)、そのままにんにく醤油で食べている。十分美味い。
漬物は以前に紹介した錦の高倉屋で買ってきた「白菜のぬか漬け」だった。葉がしっかりし過ぎていて、「キャベツか」と呟いてしまった。今年の冬の漬物、ほぼ終わりである。
ということで、桜はまだだが、春はそこまで来ている。

2017/03/24


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