川北英隆のブログ

尾張本宮山

名古屋に行くからには(と言うほどの距離が関西からはないものの)、どこかに立ち寄らないと。ということで、まずは尾張本宮山に寄った。本当は猿投山(さなげやま)と思ったのだが、時間的にタイトだった。
名古屋から名鉄の犬山まで乗り、そこで宿泊した。駅前にビジネスホテルがあったので、前日に予約した。駅から5分だが、近くにはほとんど何もない地方都市だった。駅のコンビニで翌朝の食事を確保しておいた。
翌日、5時に起き、5時30分発の名鉄小牧線の始発に乗り、楽田(がくでん)で降りた。目指す尾張本宮山は駅の東である。車道を1.5kmほど歩き、尾張二宮の大懸神社に入る。ほとんど東に境内を突き切り、沢沿いの広い歩道に入る。一本道に近い。
境内を抜けると山の中に入るが、山頂まで広い道が付けられている。この登山道というか参道、実はウワミズザクラが満開だった。
ちょっとした鞍部になり、入鹿池方面への下り道を分けると、石段になる。尾根にたどり着き、展望のいい小さな社の脇を2つ通り過ぎる。右手に恵那山、少し登ると左手に伊吹山と御嶽山が見える。関西にはない雄大な風景だと感じた。
もう一度、少しだけだが登り、奥宮に着く。写真がその奥宮である。
社の後ろに尾張本宮山の三角点がある。一等三角点である。やはりウワミズザクラが咲いている。ホウの大きな若葉もある。若葉と花の山頂だった。
下りは往路を戻った。それしかなさそうだったので。
尾張本宮山奥宮.JPG

2017/04/29


トップへ戻る