川北英隆のブログ

名古屋の高根山

尾張本宮山に登るのに、わざわざ始発電車に乗ったのには理由がある。本宮山自体は1時間半ほどで登って下りられる。ついでだからというのでもう1つ、候補を探したところ、名古屋の南に高根山というのがあった。
名古屋から東海道線で共和という駅まで行った。正確に言うと、緑区を過ぎ、大府市側に入った駅である(そんな、大府市なんて知るわけがなかったが)。駅の西口から北に進む。緩やかな登りになっていて、トヨタ系の会社の横を歩く。茶屋という地名があることからすると、昔の街道だったのかもしれない。桶狭間の西の端に相当する。
正面に高速道路の高架(伊勢湾岸自動車道)が、また、その少し左手にアンテナと小さな緑(林)とが見える。この林のピークが高根山(55.1m)である。写真で確認できるだろう。
高速道路のすぐ手前で左手の道に入る。開発された住宅地の中の道である。すぐに、小さな公園の南側入口となり、高根山は目と鼻の先である。
その高根山の林の中にどこから入ろうかと、歩きながら踏み跡を探したものの、それらしきものがない。3/4周して公園の北側に出たが、何も見つからない。
仕方ないので、この公園の北というか林の北側から、ピーク目指して登ることにした。林の一角に入ると、かすかな踏み跡がある。それを適当にたどると、すぐに頂上に着いた。展望も何もない。一等三角点だけがあった。
頂上付近を少し探したものの、道らしきものが何もないので、往路を戻った。電車の中で、イオンのある南大高駅の方が近いことを確認していたので、公園から北に向かい、高速の高架の下を歩き、イオンの西側を通り、駅に着いた。確かに近かった。
名古屋南部の高根山.JPG

2017/04/29


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