川北英隆のブログ

八丁堀から神田明神下へ歩く

この題名にピンとくれば、あなたは昭和レトロの域かも。神田明神下は銭形平次である。三輪の親分も登場した。この二人、八丁堀の旦那、つまり町奉行に仕えていた。ということは距離が近かったのだろう。
ということで、某日、八丁堀から神田明神下付近まで歩くことにした。どのくらい時間がかかるのか。
天気の良い初夏、空がすかっと青いのに、地下に潜り込んで混雑する電車(地下鉄)に乗るなんて野暮ってもんだ。と、急に江戸っ子になる。
証券取引所や商品取引所のある界隈を抜ける。その関連の会社も多い。蛎殻町、小網町、小舟町という地名は、かつてこの付近がウォーターフロントだったのだと思わせる。
物の取引があればお金も流通する。少し横に入れば(八丁堀から神田明神下への最短ルートではないが)、日本銀行発祥の地、渋沢栄一の第一国立銀行発祥の地がある。今回は安田銀行(富士銀行)発祥の地、現在のみずほ銀行小舟町支店の前を通った。
物流の関係からか、製薬会社、化学会社のビルが並ぶ昭和通りが近い。高速道路とダブルである。それを横切り、三井の本丸、日本橋に入る。銀座から続く中央通りである。
この通り、山手線神田駅の高架をくぐる。さらに靖国通りとの大きな交差点を渡ると、正面に中央線の高架が見え、万世橋で神田川を渡る。神田明神下はもうすぐ。
その日の用事は御茶ノ水にあったので、神田明神下までは行かなかった。そこまで行くと、行きつけの左々舎に入らないといけないし。とはいえ、御茶ノ水と神田明神下は目と鼻の先である。
結局、八丁堀から御茶ノ水まで、急ぎ足で40分かかった。神田明神下まで、普通に歩くと小一時間というところか。1時間の歩き、昔は普通だったのだろう。

2017/05/05


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