川北英隆のブログ

北海道と青森が一緒の浅い理由

この旅行、元のプランがあった。海の日を含めた3連休を利用し、夕張山脈に行こうと山の知人が提案してきた。「ええやん」というので、行きの飛行機だけ予約しておいた。早割の利用である。
帰りを予約しなかったのは、「もう少し足を伸ばしてもええかな」と思ったからにすぎない。
この元のプランがあえなく破綻した。1ヶ月ほど前になり、山の知人がトレーニング中に足の親指を強打し、骨折したからである。当然、知人は山に行けない。
どうしようかと考えた末に、札幌に入った当日、北海道大学の知人を訪問、その後は青森大学の知人と日程の打ち合わせの上、訪問する計画に変更した。
最初に予約してあった行きの便だけはそのまま使うとして、後の行動(列車)や宿泊先はその都度決定とした。もちろん、天気とも相談である。これが一人旅の気楽さか。
さらに直前になり、北大の知人から、「歯の手術をしたのだが、その後の調子が悪いので、当日の夕食は一緒に行けない」との連絡があった。このため、研究室訪問だけで諦めざるをえない。今回の旅行、関係者の災難続きである。
天気予報と相談したところ、札幌に入った翌日の天気が良さそうだった。そこで、青森大の訪問を札幌の数日先にすることでおおよそのスケジュールを組んだ。当然、青森訪問のおおよそのスケジュールだけ伝えた。ふらっと訪問するほどいい加減ではない。
新しいスケジュールを次のように決めた。札幌に入った日の宿泊を滝川(札幌と旭川の中間の町)とする。滝川から、翌日の根室本線の始発列車で富良野経由、山部(やまべ)に入る。山部は名山、芦別岳登山の拠点である。山部に着くのが7時半過ぎ。その後、高度差1400メートルを往復しないといけないのだが、登山口までタクシーで行けばなんとかなりそうだ。
そこで、(ネットで予約できる少しましなホテルは満室だったので)滝川の安ホテルと、山部の駅前の旅館を電話予約し、旅行がスタートした。

2017/07/20


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