川北英隆のブログ

芦別岳の高山植物

北海道で楽しみにしていたのが高山植物である。かつて、7月の中旬だったと思うが、北海道は大雪の東部、二ペソツ山に登ったときの花が素晴らしかった。ハイマツの花粉で服やリュックがきな粉を付けたように、しかしもう少し鮮やかな黄色に染まった。
今回は夕張岳に期待していた。すでに登った山だが、その時は花の季節を過ぎていた。蛇紋岩質の土壌に咲くユウパリソウなどの固有種を見たかった。しかし、2016年の台風で道路が壊れていて、行けなかった。
その代わりに富良野岳を計画した。十勝岳の登るとき、素晴らしいお花畑が広がっていたことを思い出したからである。こちらも、相棒が骨折したことと、天候が良くなかったため、諦めた。
登った芦別岳は意外に花が少なかった。もちろん、シナノキンバイ、ミヤマクワガタ、イワギキョウなどが咲いてはいたが、全般に笹の多い山で、花は多くなかった。
そんな中で見つけたのが写真のミヤマオダマキである。1輪だけだったが、形良く咲いていた。好きな花の1つである。
ミヤマオダマキ.JPG

2017/07/25


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