川北英隆のブログ

打見山からキタダカ道を下る

蓬莱山までの歩きは気持ちいいのだが、その山頂から琵琶湖バレイに入ってしまう。打見山まで、きわめて気分の悪い領域だ。山頂にスキー場やお遊び場を作るなとは言わないまでも(言いたそうだが)、登山道だけはしっかりと付けて欲しい。
先日、釈迦岳から比良を南に縦走したとき、打見山から志賀駅への下山道(キタダカ道)を見つけられなかった。見つけようとの気もあまりなかった。というのも、稜線(木戸峠)からすぐ下のクロトノハゲ付近が崩落していて危険とのことだったので。
家に帰って調べると、キタダカ道は通れるらしい。今回は、そのキタダカ道を下ることにした。そもそも、学生時代に何回か友人のM君と下ったこともあり、懐かしい。
キタダカ道の入口は打見山の山頂にある。蓬莱山との鞍部へのリフト駅の横から入る。蓬莱山方面に戻るように下り、すぐに天命水という湧き水に達する。そこから180度折れるようにクロトノハゲへの巻き道となる。この付近、打見山からのゴミもあり、綺麗ではない。当然、天命水も湧き水とはいえ飲まない方がいいだろう。
クロトノハゲは、どこがハゲ(崩壊地)かよく分からない。ハゲ付近から観察すると、木戸峠のすぐ下に大きな崩落が見える。その箇所で登山道が崩れたのかもしれない。
クロトノハゲからは急な下りになる。道幅は広いが、大小の石が多く、下りやすいとは言えない。
途中、天狗杉がある。「大学生の時にも確かにあった」と思った。この杉の年齢からすれば、数十年はごく短いだろう。挨拶しておいた。写真はその天狗杉である。びっくりするほど大きくはないものの、やはり目立つ。
天狗杉.JPG

2017/10/12


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