川北英隆のブログ

台風一過の鴨川を歩く

東京日帰りを中止した代わりに鴨川を散歩することにした。「どんな代わりや」だが、昨日は台風の影響で121ミリの雨が降った。その後の鴨川を観察したいと思った。
雨の後の川が好きなのは、何回も書いたように、かつての郡山ではたくさんの金魚や鯉が流されたためだろう。もちろん京都ではそんな収穫を期待できない。それに鴨川は大きいから川面に近づくのは危険である。写真は三条大橋付近の激流?である。
昨日は一時に大量の雨が降ったわけでなく、時々雨脚が強まったものの、ほぼコンスタントだった。だから、鴨川の水かさは極端に増えておらず、歩道まで達しなかったようだ。
今回の台風の雨、伊勢湾台風に近いコースをたどった。雨の都、尾鷲では昨日の雨量が586ミリに達した。その前日が208ミリだから、この台風で800ミリ近い。どんな雨なのか、できれば一度体験してみたいと思う。
それはともかく、鴨川を歩いていると鳥が多かった。普段よりもセキレイが目立った。サギは鴨川の本流に下り立てないので、横の川で魚を探すのが何羽かいた(写真)。
残念ながら、今日は台風一過の晴天ではなかった。冬型の気圧配置に近くなったため、時雨れる。鳥が飛び立ったのを目で追うと、西北に虹がかかっていた。いよいよ京都は虹の季節を迎えるのだろう。
三条大橋の流れ.JPG

アオサギ.JPG

2017/10/23


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