川北英隆のブログ

何故老舗の食品が美味いのか

年末、郡山の老舗で餅を1キロ買ったことを書いた。ついでに羊羹も買った。その羊羹が絶品なのは分かっていたが、実は餅も絶品だった。単なる餅なのに、何が美味いのか。
「よく分からない」と答えるのが正直なとこだろう。しかし、カミさんに言わせると、まず安いらしい(この理由から始まるのかいな)。しかも、普通京都で売っている餅と比べて大きいとか(念押しかいな)。さらに、焼くとよく膨れるらしい(膨れても、実質的な量は変わらへんけど)。
実際はというと、雑煮と焼き餅で食べたところ、きめ細やかで柔らかい。だから口当たりが良く、舌になじむ。餅米の質も少し上かもしれない。
要するに、通常の店屋で売っているのは工業製品過ぎる。個性がない。京都では自分所でついたという餅を売っている店もあるが、高くて小さい。高いのであまり買ってこないのか、食べるかぎり、美味い餅に出会っていない。
もう一品、郡山で買った蒲鉾はというと、塩味と甘みが強かった。予想していたのとは違っていた。多分防腐剤が入っていないから、結果的に味が強くなっているのではとの説に落ち着いている。成分の表示がないから、実際のところは不明である。そんな野暮ったいことは、ずっと営業している店なら不要なのだろう。
いずれにしても、蒲鉾はそんなに食べないものの、餅は好物である。いつ、ついたものが店に並ぶのかは不明なものの、店のおじさんと仲良くなって、つきたてを送ってもらうのが最善かなと思っている。
追記:山根の蒲鉾を1/6に食べると美味かった。雑煮で食べた時は作りたてだったため、塩や砂糖が素材にうまくなじんでいなかった可能性が高い。


2018/01/05


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