川北英隆のブログ

マキノから三国山へ

マキノの山を歩くには高島市のコミュニティバスを使うのが便利である。スキー場まで歩けない距離ではないが、京都からだと湖西線のマキノまで遠い。さらにそこから歩くのは時間のムダである。タクシーは遠くから呼ぶことになるし。
マキノ駅前から7時04分発のバスがある。京都駅を5時53分の湖西線に乗ると7時03分に着く。1分でバスに乗れるのかどうか少し不安だったが、ちゃんと接続してくれていた。
前回のブログで書いたように、今回はマキノの東側、裏山とも言える稜線を歩くことにした。スキー場から逆時計回りに、まず三国山に入り、赤坂山、大谷山を越えてスキー場に戻る計画だった。
スキー場の少し上、白谷で降りた。標高140メートル少しの地点である。
ここから車道を北に歩く。右手に八王子川が流れている。西武電鉄が買い占めたまま放置している別荘地を過ぎると、黒河越林道が左手に分岐する。林道は北へ、車道は東に伸びている。林道を進み、細くなった沢を何回か渡り、峠(黒河越、570メートル)に近づく。途中、タニウツギが満開だった。カエルも鳴いている。峠の少し手前に看板があり、左手に山道(中央分水嶺・高島トレイルと名付けられている)がある。
登山道は三国山の東尾根の南側を巻くようにして少しずつ高度を上げていく。一度林道に入るが、すぐに山道に戻る。ブナの林が点在している。サラサドウダン、ベニドウダン、ヤマボウシなど、花が豊富である。
湿原があり、小さな沢を渡ると三国山(876メートル)への分岐(800メートル)がある。山頂へは分岐から往復である。
山頂は灌木の中にあり、展望はわずかだった。
写真は三国山を往復する途中のブナ林である。今回の山歩きでは所々で美しいブナ林を見ることができた。
20180521ブナ林.JPG

2018/05/23


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