川北英隆のブログ

チェーンソーを使う

実家の庭木の手入れのため、ついにチェーンソーを買った。太い枝を切るのに原始的なノコギリでは追いつかない。そのくらい、いろんな木の枝が伸びて大きくなっている。
バッテリー式である。エンジン式のを買うほど本格的ではないし、電動式のほうが安全だと思ったし。メーカーは某マキタである。
実は一昨年の秋、生け垣を刈るためにバリカンを買った。これが勝れ物で、あっという間に手入れが終わる。それなら、もう少し太い庭木の手入れも電動でと思った次第である。
結果は、総合的にまあまあというところか。
切れ味に不満はない。重さも2キロ少しだから、扱いやすい。スイッチボタンが2つあり、スイッチから指を離すとモーターが止まる。安全面では素人向けである。
一方で問題がある。
プロ用のチェーンソーがどうなっているのか不明だが、そのチェーンが外れやすい。正確に書くと、チェーンはガイドボードの溝に沿って動くのだが、その溝から外れて動かなくなる。枝の切り方が悪いとチェーンに余計な力がかかり、すぐに外れるようだ。
その都度、ガイドを外し、チェーンの位置を直す必要がある。この作業、最初は難しいのと力が少しいる。このため戸惑った。2回目以降は慣れたが。
もう1つの問題は、チェーンがスムーズに動くよう潤滑油が補給されることに派生する。その油がチェーンの位置とガイドを再設定するときに少しずつこぼれ(にじみ出て)、ズボンや上着に付く。
どうせそんなことだろうと予想していたので、作業は藪山用の服装だった。おかげで大損害にはならなかったが、15年ほどの年季の入ったユニクロの貴重な綿パンがまだら模様になってしまった。
作業全体はイメージしていた半分程度進んだと思う。チェーンが3、4回外れたことと、35度近くまで上がった気温とが、半分しか進まなかったことの原因である。涼しい日にやれば、チェーンソーに慣れたこともあり、もう少しはかどるかも。

2018/07/02


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