川北英隆のブログ

高尾山を試登する

膝を痛めてから3ヵ月、ぼちぼち復活したいと思い、また調子も少しはいいことから、暇を見つけて東京の西側(関西人にはこう言わないと通じない)、高尾山を歩いた。
何故、高尾山なのか。
1つに、メインの登り道が完備され、ほぼ舗装されているからである。また、途中までロープウェイがある。このことから、完全な初心者向きであり、登りに疲れれば乗物で下りることもできる。かつて友人は、靴底が剥がれたのでロープウェイを使った。
もう1つは、梅雨の季節の高尾山は百合(ヤマユリ)がいい。梅雨の百合を目掛けて何回も登っている。今回も、どうせ大した山でもない高尾山に登るのなら、「花くらい楽しみがないとね」と思った。
高尾山の登りは何のこともなく終わった。最近、メインの登り道を使ったことがなかった。意外にあっさりと頂上に着いたのは、どこかで記憶違いがあったのではと思ったほどだ。多分、10年以上前に登った時には、下で仲間とかなり飲んでから登ったため、長く感じたのかもしれない。
百合の花は咲いていなかった。大きな蕾は見かけたのだが、まだ1週間程度早かった。その代わり、アジサイが満開近かった。写真を撮ってきたのでアップしておく。植えてあるのかどうかは不明だが(そういうとこもある)、この季節、山でアジサイを見ることが多い。平地に咲くマリのような花ではなく、ガクアジサイである。
百合の花を見ることもなく登ったメインの道が今一つだったので、下りは稲荷山コースにした。以前、まずまずの数の百合の花に出会った記憶があったからでもある。
残念ながら、やはり百合は蕾だった。その代わりかどうか、山道の所々で泥が多かった。梅雨の季節だから仕方ないのだが、痛めた足のトレーニングには適度の刺激だったかもしれない。
かつて、この高尾山で僕が試みたように、何回か往復しているようなオバさんにも出会った。僕も復活すれば高尾山を5往復するしね(10時間かかる)と言い聞かせ、登山口まで下りてきて、電車に乗った。
20190709アジサイ.jpg

2019/07/09


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