川北英隆のブログ

サン・クリストバルを歩く

泊まったホテルと学会の会場の間に横たわっている丘はサン・クリストバルと呼ばれている。標高880メートル、市街地との高度差は300メートル弱である。
ついでだからと、早朝にサン・クリストバルを歩いた。泊まっていたホテル(地下鉄、Los Leones駅の近く)から登山口というか、丘の散策路の入口まで20分弱である。「登山口はどこや」と聞かれると困るのだが、ホテルから北北東にある。
丘全体が公園になっていて、サンチャゴ市の憩いの場といったところか。丘の北側(学会の会場側)を歩くのはリスクがあるというのがホテルのドア係の説だが、南側(ホテルのある新市街側)は高級住宅街になっていてリスクが少ない。
山頂まで車道が続いている。歩いて登る場合、2箇所ばかりショートカットできる。ゆっくり歩いて30分ばかりで山頂部に着く。歩きたくなければロープウエイもある。
山頂には、サン・クリストバルと名付けられているだけに、教会と大きなマリア像がある(写真)。階段でマリア像のある山頂まで登る。
山頂部からはアンデスの展望がないものの、旧市街はよく見える。少し歩き回ると、アンデスの眺めもある。
この丘、新市街からはロープウエイ、旧市街からはケーブルカーがあるため、観光客が多い。僕が歩いた道路は、マウンテンバイクで登る人が多く、また走っている人もいる。
もっとも、朝の早い時間帯は人通りが少なく、公園の植木の手入れをする作業員が目立った。その作業員の行動パターンがよくわからないので、少し用心して歩いたが。
20190809サン・クリストバル.jpg

2019/08/09


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