川北英隆のブログ

台湾でも京風かいな

最初は可笑しかった「京風」、最近では「アホかいな」、「京都の食べ物、高いだけで不味いのも結構あるで」と思ってしまう。そんな京風、台湾でも見つけてしまった。
写真がそれである。「京都焼菓子」違う、「京都菓子焼」とある。どんな菓子かと言うと、太鼓焼きの皮みたいな土台があり、その上に餡やクリームが乗せられ、さらにパリっとした感じのものがトッピングされている。
この店には「日式」と書かれたものもある。写真を拡大して比較するに、「京都」という名前の由来は土台の皮に抹茶を使っているかららしい。値段はというと、すべて20元、75円程度である。
台湾で京風とは。親日的なのはいいが、悪いとこまで見習ってほしくない。京風奈良漬け、京風もんじゃ、京風ラーメン・・、何のこっちゃといつも思う。
ついでに書けば(前にも書いたか)、京風野菜、正月に欠かせないものもあるが、一方で「一種の飾りかな」というのもある。そもそも、京都の八百屋の野菜、東京みたいに新鮮でなく、水分の抜けてしまったのもが店頭に並んでいたりする。腐っているよりもまし程度だ。
京風でなくてもいい、「もっと新鮮なのを売れや」、「その後で、京風もどうどすえやろ」と思っている。
20191127京都焼菓子.jpg

2019/11/27


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