川北英隆のブログ

車掌もマナーモードに

JR東海、東京と大阪間の新幹線で大儲けしている。その儲けを軍資金にしてリニア新幹線を建設している。素晴らしい企業のようだが、内部に問題を抱えているのではないかと思い、僕自身は高い評価をしていない。
そもそも鉄道事業は独占である。JR東海の場合、その独占的地位を経営力で獲得したのではなく、国鉄という国有事業を受け継いで得たにすぎない。現在でも国との関係が強いのは想像に難くない。
民営化の後、民間企業としてちゃんとやっているのかどうか。残念ながら経営者との接点がないので、従業員を見るしかない。それも新幹線での接点である。
何回も書くように、新幹線の車内アナウンスは最低に近い。この多くは従業員である車掌の問題というよりも、経営としての問題である。
海外からの旅行者が多くなったのなら、英語でのアナウンスもきちんと対応しなければならない。にもかかわらず、外人に伝わらないかもしれない現実を無視し、車掌の下手くそな英語に任せている。経営者としては、「英語くらい話せよ」程度の軽い乗りかもしれないが、そんな第二次世界大戦当時の日本軍のような「神が守ってくれる」、「気合だ」、「竹やりでもいいから戦え」では、「リンダ、困っちゃう」。
とはいえ、車掌にも問題がある。先日の出会ったのは、喋りっぱなしの車掌である。品川を出てから新横浜まで、テープでのアナウンスを入れて、ほぼぶっ通しで音声が響いていた。「この列車は臨時です、乗り間違えのないように、ジャパンレールパスでは乗れません、こだま、ひかりを使ってください、次の停車駅は横浜です、車内は禁煙です・・」。
バカたれである。新幹線の車内放送では最近気づかないが、以前は携帯に関してマナーモードにせよと言っていた。新幹線以外の車内では今も普通にマナーモードのお願いをしている。そこで思ったのは、「車掌も必要最低限のことを喋ったのなら、マナーモード、サイレントモードに入れや」と。
こんな車掌の教育もまた、経営者の責任なのだが。それとも経営者、新幹線に乗らずに飛行機で出張しているのか。もしかして、マナーの悪い車内放送を聞いても何も感じていないのかもしれない。とすれば、最低なのだが。

2019/12/26


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