川北英隆のブログ

ガラケーが浦島太郎に

ガラケーが便利なのでまだ持っている。そもそも電話が好きではないので、使う機会が少ないし、携帯していないことも多い。「何のための携帯や」というところだが。その愛用のガラケーに異変が起きていた。
今日、久しぶりにガラケーを使い、ふと画面をみた。と、時計にゼロが並んでいるではないか。
僕のガラケー、3Gだからサービスが徐々に廃止になっている。3Gでの通話自身、22年3月末で終わるらしい。その一環として時計のサービスが終わったのかとも思ったが、時計はガラケーの内部機能である。時間の補正だけが通信を介する。
では、ガラケーが壊れたのか。でも、他の機能は働いているようだし・・。というので、ネットを検索したところ、あった。「ガラケー、2020年を迎えられず」という類の表題がわんさか並んでいた。
要するに2019年12月末までのカレンダーしかインプットされていないガラケーがあって、年を越した瞬間にプッチンと時計が切れるらしい。正確には時計が初期値に戻り、そこで止まってしまうようだ。浦島太郎が現在のガラパゴスに流れ着いたようなものか。
対処方法はある。時計機能に入り、初期設定で年月と時間を合わせればいい。年だけは狂ってしまうが、時計としての機能は復活する。
一番いいのは1992年に戻ることらしい。1/1が水曜日、かつ閏年だから。僕の機種のカレンダーは2000年からしかない。仕方ないので2014年に戻しておいた。この年、1/1が水曜日なのだが、閏年ではない。2/28を超えればもう一度手動で設定しなければならない。
今のガラケー、まだ10年程度しか使っていない。「カレンダー、もう少しインプットしといたってや」というところだ。頻繁に買い替えることを想定していたのだろう。「かつての証券会社みたいな商売やな」と思ってしまった。
ちなみに僕の機種はソニー・エリクソンのW62S、auが採用した。

2020/01/06


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