川北英隆のブログ

天理の大国見山を歩く

新年の山を歩くため、大国見山に出掛けた。以前から地形図に名前があったかどうか不明ながら、郡山や天理付近からは目立つ。歩き方を調べたところ、ハイキングコースになっているようだった。ついでに史跡も歩こうと思った。奈良をあまり知らないこともあり。
今回歩いたコースの概略を書いておく。なかなか良いコースだと思うので。
スタートは天理駅である。JRと近鉄が同じ場所にある。そこから天理教の本部を(僕には関係ないし)横目に、古事記や日本書紀に登場する布留(ふる)川に向かい、石上(いそのかみ)神宮に寄り道する。
布留川に戻り、それをしばらく遡り、左に折れ、布留川の支流に沿って歩く。桃尾の滝に出る。
さらに少し登ると寺(大親寺)の横を通り、山道となり、峠に着く。ここから大国見山(標高500メートル)を往復する。
峠に戻り、北側に下る。名阪国道をくぐり、谷に沿って下ると長細い村、岩屋を通る。その先で右に折れ、大きな貯水池である白川池を眺め、下って和爾(わに)に出る。その村で和爾坐赤阪比古神社に立ち寄り、櫟本(いちのもと)に下る。
櫟本の隣に楢(なら)があるので、そこで楢神社に寄り、少し東に引き返すように和爾下神社に寄る。この付近、至るところに小さな古墳がある。
最後に櫟本に戻り、JR櫟本駅から奈良に出た。
日が高いうちに京都に帰れるだろう思って9時前に家を出たのだが、実際に帰り着くと夕方の5時近かった。昼食以外、天理から櫟本まで歩きっぱなしだった。山があり、史跡がありで、最初に書いたように奈良の歴史に触れられるコースだった。
写真は白川池で見かけた水玉猫である。半分逃げ腰だったのか、それともひょっとして史跡巡りをしよう立ち上がったのか。
20200116白川池の猫.jpg

2020/01/16


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