川北英隆のブログ

姫路の低山を巡る

昨日、天気もいいし、温いし、膝の故障がほぼ完治したようだし、姫路の山を歩くことにした。「何で姫路まで」というところだが、近場で登っていない山が少なくなっているから。
さすがにコロナちゃんが怖いのでラッシュ時を避けて姫路に出向いた。京都から姫路へはJRの新快速が速くて便利である。乗っている時間は90分少しである。
多分、阪急で神戸まで行き、そこでJRに乗り換えるのが運賃としては安価だろうが、京都からだと2回乗り換えないといけないので不便。かつ時間がかかるだろう。一番速いのは姫路まで新幹線を使うことだが、僕の感覚として、山歩きに新幹線は似合わない。
どう歩いたのか。姫路から播但線に乗り換え、2駅目の野里駅で下車。すぐ北側にある増位山(256メートル)に登った。
随願寺という播磨地方では少し著名な(かつては栄えた)お寺があり、その山号が増位山(ますいさん)だとか。力士の増位山も、先代が姫路出身だとかで、この山号に由来している。(一部を通っただけだが)参道には古くに栄えた跡がある。
増位山を下り、適当に姫路の北側、新市内を西に向かって歩き、八丈岩山(173メートル)に登った。ここから姫路市内の展望が良いはずながら、少し霞んでいた。
後は姫路城の西側経由で駅まで歩くのだが、八丈岩山の山頂で帰り道の計画を立てていると、男山(59メートル)というのを見つけてしまった。仕方ない?ので、それに立ち寄ったところ、思いもかけず姫路城が真正面に見えた。最高の展望台ではないかと思う。
男山を下り、城の西側、堀沿いに付けられた散策路を少し歩き、駅に戻った。駅前の山陽百貨店でカミさんに頼まれた買い物をした。
野里駅に着いたのが11時頃、姫路駅に戻ったのが15時前。増位山、八丈岩山では誰にも会わなかった。男山も姫路城の散策路も、観光客がいないに等しかった。電車も空いていた。コロナちゃんにおかげで、多少緊張感があったものの、いい山歩きをさせてもらった。
写真は男山から見た姫路城である。
20200204姫路城.jpg

2020/02/04


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