川北英隆のブログ

コロナのおかげで東山を遠望

京都は桜がほぼ満開近い。もちろん北の桜はまだ早いが。そんな今日、夕方に薄日が差した。京都の東山の山腹にも桜(山桜か)が咲いていて、緑の中に色彩を放っている。
そんな桜を撮ってみた。写真がそうである。
写してみると、例年よりも木々の幹が鮮明なように感じる。
一昨年の台風の影響で森がまばらになったためか。それとも、夕日が当たっているため、森全体が鮮明になったためか。多分前者だろう。
山火事もそうだが自然現象が森に滅びを運び、その後に芽吹きをもたらす。カリフォルニアやオーストラリアの山火事もかつてから繰り返されてきた。それを問題視するのは変である。もっとも、その規模が最近になって大規模化しているようだが。
京都の東山の倒木はどうなのだろうか。倒れた木は腐ってくる。大規模な倒木をもたらした台風からまだ1年半ながら、自然の新陳代謝は予想以上である。倒れた杉や桧が腐り始めている。ましてや広葉樹の足は早い。いいことである。
今年、コロナのせいで旅行が難しくなった。近場の人のいない地域をめがけ、動くしかなさそう。もしくは、今日の東山のように遠くからの写真で楽しむことかな。
20200331東山の桜.JPG

2020/03/31


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