川北英隆のブログ

研究室でモニターの遺体発見

研究室に仕事で行くと(仕事以外に何で行くのや、夏は涼みにか)、机の上に大きなモニターがうつ伏せで転がっていた。一瞬「何でや、どうしたんや」と思ったが、よく見るとモニターを支えている軸の一部が外れていた。種類はLG32ML600M-B 31.5インチである。
ネジか何かが外れたのかなと思ったが、よく見ると、軸のネジで繋いである部分に破断した痕跡があり、ボキっと折れたと判明した。
LGのモニター、そもそも支える軸が細いのか、ネジ穴を切るときに細かな傷が生じていたのか。アマゾンで調べると、LGにはこういう事故が多いと判明した。
このモニター、安くて液晶も日本製品との比較で良好なのだが、物理的に壊れるなんて設計の初歩的ミス、基本がなっていないようだ。
どうしてくれるのか。このモニターには3年保証が付いていて、その保証書も見つけたのだが、アナゾンのレビューでは、液晶部分のみの保証だと拒否された事例が報告されている。一方、修理対応をしてもらえたとの報告もある。いずれにしても面倒なことになったと思っている。
「とりあえず今日は土曜、対応は週明けの課題や」と、帰り支度をした。
コロナで静かな、早くも夏休みかと見紛うばかりの構内を歩いていると、ニイニイゼミがだるそうに鳴き始めていた。6月も末だから、季節の巡りが早まったこの頃としては当然なのかもしれない。
一角ではタイサンボクの白い花が咲いていた。ふと笑ってしまった。何故なのか。LGのちゃっちいモニターに「ボク、退散」だからである。
写真はそのボクタイサン違う、タイサンボクの大きな花である。
20200627タイサンボク.jpg

2020/06/27


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