川北英隆のブログ

マイクロソフトの変なの

ますますマイクロソフトが嫌いになりそうだ。というのも、ファイルの種類に応じ、それを開けるのにどのソフトを使うのか、その初期設定と変更が以前よりも面倒になっている。
ファイルを開けるため何気なくファイル名をダブルクリックすると、そのファイルが開き、読んだり書き込んだりできるようになる。その時、パソコンがどのソフトを使って開いてくれるのかは、読むだけの場合はともかく、何か作業をしようと思っている場合、相当重要となる。
少し前まで、ネット上でよく使われていたPDFファイルの読み込みソフトは、アクロバットリーダーに決まっていた。その事情が最近変わってきている。マイクロソフトのネット閲覧ソフト(Edge)で読み込めるようになったらしい。新しいWindowsのパソコンを買い、PDFファイルを読もうとすると、Edgeで開く初期設定になっている。
普段、それがとくに不便というわけでないのだが、そのファイルに線を引いたり、コメントを入れたりしようとすると、アドビのアクロバットでないと(それと同様の加工ができるソフトでないと)どうにもならない。細かいことを言えば、実は閲覧もアクロバットの方が微妙に優れている。今使っているアクロバットは有料だから当然なのだが。
今日、作業をしていて、PDFファイルを頻繁に加工しないといけなくなった。Edgeでという初期設定を変えたいと思ったのだが、これまでのように利用するソフトを簡単に変えられなかった。
「設定」「アプリ」「既定のアプリ」に入り、さらに「ファイルの種類ごとに既定のアプリを選ぶ」からファイルの種類を探し出し、設定を変えなければならない。「ある程度の経験者でないと変更でけへんやん」と思いながら、多数のファイルの種類の(さすがに数字、アルファベット順に並んでいる)中から目的のものを探し出し、変更した。
もう1点、ついでに書いておくと、パソコンを買い替えた早々なのに、マイクロソフトの「フォト」の起動が悪い。単純なJPGファイルが開いたり、開かなかったりする。他の写真用のソフトもインストールされているので、PDFファイルと同時にJPGファイルに関する設定も変更しておいた。
さらに言うと、日本語変換ソフトというか、IMEの調子も今一である。変換したとき、変な下線が文字の下に残る時がある。多分バグだと思う。
マイクロソフト、開発の力点がクラウドに移り、これまでのウィンドウズ関係のソフトが後回しになっているのかもしれない。企業として要注意かもしれない。もともとそういう企業体質なのだが。

2020/08/09


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