川北英隆のブログ

あの手この手の詐欺メール

ここ数ヶ月か、アマゾンや楽天、その他を騙ったメールが、多い日には2本も3本も届く。以前にも書いたように思うが、そのメールのドメインがもっともらしい。
実はメールアドレスを何個も持っている。携帯などを予約した時に強制的に持たされ、それっきり使っていないのを含めれば10個に達するかもしれない。
大学のアドレスも2個ある。大学本部のものと、所属している組織のものとである。よく考えれば3個目も可能だったような。というのも、定年退職時に「死ぬまで、もしくは返還するまで使えるアドレスを、申請すれば付与する」とのメールが来ていたから。「いざとなったらもらおうかな」と、そのメールを一応保管してある。
そのくらいの緩い組織だから、どこかでメルアドが漏れた可能性大である。
騙りのメールは、その大学のアドレスの1つに集中して来ている。10年以上、そのポータブルでないアドレスを使って僕の方から送信したことがないし、最近は開くことも少なくなった。だから、僕の不注意からアドレスが漏れた可能性はきわめて少ないと思う。もっとも、同僚にもそのドメイン宛に迷惑メールが来ているかどうか、確かめたわけでない。だから確証はない。
それでアマゾンや楽天を騙ったメールだが、まずはg-mailが迷惑メールに振り分けてくれる。しかも、アマゾンや楽天に大学のアドレスを登録していないから、そのアドレスを彼らが知るわけもない。ということで、迷惑メールに振り分けられた騙りメールを「楽しみ」にしている。どんな表題で騙るのか、その語り口をニヤニヤしながら眺めるのである。
今朝来たのは1通、朝の4.25に送られてきた。楽天市場からとあり、「支払情報一致していません」とある。それ以下の内容は、メールを開けないまま永久に葬るため、不明である。
暇なヤカラが多いものだ。「そんな暇があるのなら、まともな職の腕を磨き、稼ぐほうがましやで」と思う。GoToEatでちまちま稼ごうというのに似ているかもね。そんなテクニックに気づかなかった役所も、お里というか程度が知れるというものだが。

2020/10/12


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